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044-455-7500麦門冬湯は痰のきれにくい咳、気管支炎などに使用されます(図1)。

一般的なかぜ症状の後に咳が残り長引く場合などにも、効果的です。
頑固な咳が生じている場合に、西洋医学的な処方に追加して処方されることもあります。
マイコプラズマ感染による咳にも有効性が報告されています1)。
かぜ症候群後の遷延する咳に対し、デキストロメトルファン(メジコン)と効果を比較した試験では、麦門冬湯の方が早く症状が改善した報告がなされています2)、(図2)。

使用目標(証)は、体力中等度もしくはそれ以下の人の激しい咳嗽で、発作性に咳が頻発して顔面紅潮する場合に用います。
とされています。

麦門冬湯は、主成分の麦門冬に含まれるオフィオポゴニンが、咳を誘発する神経の興奮を抑制すると考えられています。
また、気道の炎症を抑制し、去痰作用や滋潤作用が加わることで、相互的に咳の改善につながるとされています3)、(図4)。

麦門冬湯は以下の生薬から構成されています(図5)。

医薬品のツムラの漢方薬(29番)は1包顆粒3.0gとなっています(図6)。

効能・効果は以下となっています。
通常、成人1日9.0gを2~3回に分割し、食前又は食間に内服します。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減するとなっています。
頻度は不明ながら以下が挙げられています。
