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044-455-7500A-ASD for Female(成人期ASD検査女性版)はDSM-5に準拠した、成人女性ASD(自閉スペクトラム症)をスクリーニングするための自己記入式の質問票です。
男女の言葉による表現方法の違いや、対人関係上のコミュニケーションの異なりなど、性差によるASD特性の現れ方の異なりに着目し、開発された検査です。
精神科医の福西 勇男 先生によって開発されました。
5~10分です
18歳からです。
質問項目は20項目です。
以下の2因子で構成されています。
・成人ASDにみられやすい10項目
・成人ASDの中でも女性にみられやすい10項目
各項目の質問に対し以下の4件法で回答します。
・あまりない
・ときどき
・しばしば
・いつも
各項目について
・あまりない:1点
・ときどき:2点
・しばしば:3点
・いつも:4点
の4段階で評価します。
総計は、20~80点になります。
カットオフは60点で、60点以上だとASDの可能性があります。
A-ASD for Femaleでは、
・内的一貫性(Cronbach’sα)は0.83
・再検査信頼性も良好
・感度87%、特異度86%
であり、信頼性・妥当性の高い質問表であることが示されています。
A-ASDよりも質問数が短く、感度・特異度は高い検査となっています。

A-ASD for Femaleで陽性となっても、必ずしもASDとは限りません。例えば、
・うつ病
・不安症
・社交不安症
・パーソナリティ症
などでも、ASDに似た症状がみられることがあります。
① 自己記入式のため、回答バイアス(自己認識、状況、気分)の影響をうけます。
② ASD以外でも高得点になることがある。
③ A-ASD for Femaleだけでは診断できない
A-ASD for Femaleはあくまでスクリーニングのための検査です。
診断には、
・発達歴の確認
・大学や職場での様子
・家族からの情報
・現在の症状評価
・医師による診察
などを総合的に判断する必要があります。
A-ASD for Femaleは、成人女性ASDをスクリーニングするための自己記入式の質問票です。
短い時間で成人女性ASDをスクリーニングすることができる有用な検査です。
ただし、あくまでスクリーニングのため、確定診断には、より詳細な検査や診察が必要となります。
気になる症状がある場合は、精神科・心療内科・発達障害外来などで専門的な評価を受けることをおすすめします。
・ASRS(Adult ADHD Self-Report Scale)とは?
