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044-455-7500A-ADHD(成人期ADHD検査)はDSM-5に準拠した、成人ADHD(注意欠如・多動症)をスクリーニングするための自己記入式の質問票です。
精神科医の福西 勇男 先生によって開発されました。
質問項目は計35項目です。
ADHDの主要な3症状(注意散漫、多動性、衝動性)に関連した20項目、これらに加えADHDにみられやすい二次障害に関する9項目及び、自閉スペクトラム症や学習障害などのADHDに併発しやすい神経発達障害に関する6項目について質問します。
各項目の質問に対し以下の4段階で回答します。
・あまりない
・ときどき
・しばしば
・いつも
各項目について
・あまりない:1点
・ときどき:2点
・しばしば:3点
・いつも:4点
の4段階で評価します
ADHD評価項目の20項目の合計点は20~80点になります。
男性では、カットオフは54点で、54点以上だとADHDの可能性があります。
女性では、カットオフは52点で、52点以上だとADHDの可能性があります。
また、質問1から14までの合計点が、
男性で38点以上なら、不注意優勢型の可能性があります。
女性で41点以上なら、不注意優勢型の可能性があります。
質問21から29は二次障害の質問となっており、
男女共通で、カットオフ23点で、23点以上なら、問題ありとされます。
質問30から35は他の発達障害の合併に対する質問で、
カットオフはなく、点数が高いほど合併の可能性が高いと考えられます。
A-ADHDで陽性となっても、必ずしもADHDとは限りません。例えば、
・うつ病
・不安症
・双極症
・睡眠障害
・ストレス
・認知機能の低下
などでも、ADHDに似た症状がみられることがあります。
① 自己記入式のため、回答バイアス(自己認識、状況、気分)の影響をうけます。
② ADHD以外でも高得点になることがある。
・うつ病
・双極症
・不安症
・パーソナリティ症
などでも高得点になることがあります。
③ A-ADHDだけでは診断できない。
A-ADHDはあくまでスクリーニングのための検査です。
診断には、
・発達歴の確認
・大学や職場での様子
・家族からの情報
・現在の症状評価
・医師による診察
などを総合的に判断する必要があります。
A-ADHDは、成人ADHDをスクリーニングするための自己記入式の質問票です。
短時間で簡便にADHDの主要症状と二次障害をスクリーニングできる形式になっています。
ただし、あくまでスクリーニングのため、確定診断には、より詳細な検査や診察が必要となります。
