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044-455-75002025年12月、Berniらは、月経前不快気分障害(Premenstrual Dysphoric Disorder:PMDD)に対するSSRIと超低用量ピルの効果の比較の解析を発表しました1)。
2024年にJespersenらが、PMDDにSSRIの効果を解析し発表しており、パロキセチン(パキシル、パキシルCR)、エスシタロプラム(レクサプロ)の効果が優れている結果でした2)、(図1)。

超低用量ピルのドロスピレノン・エチニルエストラジオール(ヤーズ・ヤーズフレックス)もPMDDに効果があることがわかっています。
Beniらは、ドロスピレノン・エチニルエストラジオールと、以下のSSRI 3剤と2つの投与パターンのPMDDに対する効果の比較を解析しました。
今回の解析に含まれた各薬剤の用量は以下です。
イライラ感に対しては、SSRIが有効で、間欠療法も有効な結果でした(図2)。

うつ症状では、パロキセチン連続投与の効果が高い結果でした(図3)。

身体症状に対しては、パロキセチン連続投与とドロスピレノン・エチニルエストラジオール(24日内服・4日休薬)が効果が優れている結果でした(図4)。

今回の結果からは、イライラ感や落ち込み、身体症状等の状態に応じて、薬剤の選択や投与方法を決定するための、より詳細な情報が提供されたといえそうです。
