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044-455-7500ADHDと双極症は相互に併存しやすいことがわかっています。
しかし、ADHDでは二次障害で気分障害が生じやすく、双極症の併存と鑑別が難しいことがあります。
そのため、鑑別のための研究が続けられています。
2024年2月、ADHD併存双極症とADHDで、心理検査において能力の差が見出されたことが報告されました。
報告では、ADHD併存双極症はADHDと比較して、有意に視覚記憶の能力が低いという結果でした。
含まれた研究の中の心理検査には、WISCの積木模様があり、WAISのPRI(知覚推理)でもおおまかに捉えることが可能と考えられます(図1)。

(図は典型的な所見を図示しました)
実際に担当したADHD併存双極症のWAISの所見を見直しましたが、かなり合致していました。
今回の報告で、ADHD併存双極症とADHDの鑑別が、WAIS検査を活用することで、その補助になるといえそうです。
ミス、不注意等で生活や仕事に支障をきたしている場合は、早めに心療内科・精神科に相談することをおすすめします。

