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044-455-75002025年1月、Wangらは、抗精神病薬と気分安定薬の妊娠中の内服における胎児の先天奇形のリスクについて解析しました。
解析には以下の薬剤が含まれました。
催奇形性のリスクはルラシドンとクエチアピンが低い結果でした。
ルラシドンは米国FDAでクロザピンと並び、米国妊娠安全性分類でカテゴリーB(動物実験ではリスクなし(ヒトでの適切な研究はないが、動物実験では胎児へのリスクは示されなかった)。)に分類されています。
今回の解析では、クエチアピンのオッズ比は1.19とわずかに1を上回る結果で、著者らは、治療が有益であるならば、クエチアピンの選択を変更する理由は乏しいと述べています。
安全性の順位は以下の結果でした(図1)。

クエチアピン、オランザピン、リスペリドン、ハロペリドールの胎盤通過率を比較した研究では、クエチアピンが23.8%と最も低い通過率であったことが報告されています2)、(図2)。

この胎盤通過率の低さが催奇形性の低さにつながっていると考えられています(図3)。

実際の治療現場では、症状に応じ、治療者と当事者が合意の上で、慎重に周産期の薬剤調整を行うことになります。
