制度の内容
メンタルヘルス上の疾患がある人が、自立と社会参加の促進を図る目的に都道府県から交付されるものです。
初診日より6か月たった時点で申請が可能となります。
1級・2級・3級に等級が分かれていて、疾患の状態とそれに伴う生活能力の障害の程度により判定されます。
障害が重い順に1級から交付されます。
手帳の交付を受けると以下のような支援が受けられます。(お住まいの自治体により受けられるサービスが異なります。)
- ① 所得税、住民税の控除や相続税算定上の控除
- ② 都道府県社会福祉協議会が実施する生活福祉資金の貸し付けの対象となります
- ③ 障碍者対象の求人に応募できるとともに、障碍者雇用率の算定対象になります
- ④ NHKの受信料の減免が受けられます
- ⑤ その他の支援
⑴ 医療費の助成
⑵ 鉄道、バス、タクシー等の運賃割引
⑶ 手当、給付気の支給
⑷ 上下水道料金の割引
⑸ 携帯電話料金の割引
⑹ 公共施設や美術館等の施設入場料の割引
申請方法
市町村の担当課が申請先となります。
以下の書類をそろえてお住まいの市区町村で届け出を行ってください。
- ① 申請書
- ② 手帳の指定様式の診断書
- ③ 申請時から1年以内に撮影した胸から上の脱帽の顔写真(3cm×4cm)
(②は障害年金の証書等を提出することにより、省略することができます)
手帳の交付まではおおよそ2か月ほどかかります。
自立支援との同時申請が可能です。
有効期限と更新
有効期限は2年間で、更新する際は期限の3か月前から手続きが可能です。
- 頭が働かない
- 寝つきが悪い
- やる気が起きない
- 不安で落ち着かない
- 朝寝坊が多い
- 人の視線が気になる
- 職場に行くと体調が悪くなる
- 電車やバスに乗ると息苦しくなる
- うつ病
- 強迫性障害
- 頭痛
- 睡眠障害
- 社会不安障害
- PMDD(月経前不快気分障害)
- パニック障害
- 適応障害
- 過敏性腸症候群
- 心身症
- 心的外傷後ストレス障害
- 身体表現性障害
- 発達障害
- ADHD(注意欠如・多動症)
- 気象病・天気痛
- テクノストレス
- バーンアウト症候群
- ペットロス(症候群)
- 更年期障害
- 自律神経失調症