公開日 2025.4.25
うつ病の治療では通常、抗うつ薬を使用した薬物治療が一般的です。
その一方で、運動療法や栄養療法なども効果があり、重要であることがわかっています。
薬を用いた薬物治療や運動療法のように治療内容による分類とは別に、西洋医学的治療と東洋医学的治療の異なるアプローチがあります。
東洋医学的アプローチでは漢方薬や、針治療、指圧等がうつ病にも用いられます。
2025年2月、Yangらは、うつ病に対する耳介指圧の効果を解析し、うつ病の改善に有効であることを報告しました1)、(図1)。
図1 耳介指圧によるうつ症状改善度(HAM-D)
耳たぶを指でマッサージすることは自分でもできるので、入浴時や眠前などのちょっとした時間に行うことで、うつ症状の改善効果が期待できる可能性があります。
参考
- 1)Yang X, et al.: Meta-Analysis of the Clinical Efficacy of Auricular Acupressure on Patients with Depression. Alpha Psychiatry, 26: 38776, 2025.
- 頭が働かない
- 寝つきが悪い
- やる気が起きない
- 不安で落ち着かない
- 朝寝坊が多い
- 人の視線が気になる
- 職場に行くと体調が悪くなる
- 電車やバスに乗ると息苦しくなる
- うつ病
- 強迫性障害
- 頭痛
- 睡眠障害
- 社会不安障害
- PMDD(月経前不快気分障害)
- パニック障害
- 適応障害
- 過敏性腸症候群
- 心身症
- 心的外傷後ストレス障害
- 身体表現性障害
- 発達障害
- ADHD(注意欠如・多動症)
- 気象病・天気痛
- テクノストレス
- バーンアウト症候群
- ペットロス(症候群)
- 更年期障害
- 自律神経失調症